飛行機ではほとんど爆睡…。映画を楽しみにしてたのに、1本も観れず。
そしてあっという間のパリ。朝焼けで少し空が赤く染まっていた。1年ぶりのパリ!
去年はびびりまくって、着いた瞬間帰りたいと思ったけど、今回はもうワクワクするばかり。早速、手荷物を取ってAirport Connectionに電話を。
オペレーターに告げられた場所を探すけど見つからず、もう一度電話する。
今どこにいるかきかれたので、第2ターミナルにいるというと、なぜ第2ターミナルにいるの?!移動したの?本当にそこは第2ターミナルなの?!と英語で怒られる。しまいには、なぜそこが第2ターミナルと思うの?だって。どうやら、私の飛行機が第1ターミナルに着いたと勘違いしているらしい。
前回もそうだけど、こことはいつもすんなりいかないな…。ようやくお迎えのバンに乗って、今回の宿泊先、プチパリへ。
ところがまたトラブル。運転手が私の滞在先の住所を勘違い。着いたよといわれた場所の番地が滞在先のと違っていたので、そのことを告げて予約の紙をみせる。運転手は、時間をロスしたと嫌味をいう。自分が間違えたんじゃん!まったく。そしてようやく滞在先へ。
今回の滞在先は普通のアパートの一室。建物の入り口で教えられた番号を入力して、中に入る。するとまた、扉が…。インターホンがあったので、押してみるけど誰も応答してくれない。しばらく待ったけど誰も出てきてくれないので、電話することに。
カフェでカードを買って公衆電話から電話。すると管理人の方がでて、マーケットに買出しにでてて、あと30分で戻るとのこと。仕方なく、さっきのカフェで軽い朝ごはん。
お昼は、TEA FOLLIESでランチ。前回の旅行の時は、せっかく行ったのに店休日。今回は絶対に行きたいお店リストに入れてました。地元でも人気のお店のようです。
テーブルでは、あちこちでおしゃべりに花がさいている様子。フランス人はカフェで何時間もおしゃべりするのが好きみたい。
メニューがいまいちわからず、店員さんに英語で説明してもらう。
そして、悩んだ挙句ステーキを。パリのステーキっておいしいんだよね。ボリュームも満点。
ランチの後は、エッフェル塔へ。今回は登ってみようと思って。ところで、今回のフランスは真夏のように暑い!去年の今頃は冬みたいで凍えそうだったのに…。
今年は異常気象で連日夏日なのだそう。エッフェル塔の近くの公園の水場では、水着を着て泳いでいる人も。
さて、エッフェル塔に着いて、登るためのチケットを購入しようと見てみてると、長蛇の列。この暑さの中を並ぶのはかなり過酷。
4箇所あるので、一番列の短いところに並んでみる。でも、これが失敗。この列は階段で登るための列でした。長蛇の列ができているとこは、エレベーターで昇る人の列。まあ、こんな機会もそうそうないだろうと階段で登ることを決意。でも、これが半端じゃなくきつい!
途中で、フランス人のおじいさんに大丈夫か?エレベータでも登れるんだよと声をかけられる。そのおじいさんと話しながら、なんとか1階の展望台まで到着。下をみると豆粒みたいな人や、建物。おーいい眺め。
エッフェル塔からの眺めは最高!
エッフェル塔の近くで「FREE HUG」と書いたダンボールを持って歩く若者たちに遭遇。なんだなんだ?!後をつけてみることに。しばらくして、彼らに近寄ってハグをしだす人たちが。それを見て、次々とハグに加わる人たち。なんだかわからないけど、みんないい顔してるな~。
写真を撮っていると、青いTシャツの彼が手を広げて近寄ってきた。これはもうハグするしかないよね…。恥ずかしい。でも、なんだかあたたかい気持ちになれました。
この後、“MAMIE GATEUX”へ。本で見て、今回絶対に行きたいと思ったサロン・ド・テ。日本人の方がされていて、いらっしゃいませと優しい声でメニューを手渡してくださいました。
やさしくて、心地よい空気に包まれた、そんな雰囲気の店内。壁際には、たくさんのカフェオレボウルがディスプレイされてたり、お皿が飾ってあったり、ひとつひとつが本当にかわいい!
数種類のタルトから、あんずのタルトをオーダー。そして絞りたてのオレンジジュース。フランスのオレンジジュースってなんでこんなにおいしいんだろう。
お目当てのクッキーを探しにル・ボン・マルシェの食品館へ。いろんな食材が並んでいて、見ているとついつい時間を忘れてしまいそう。そうそう私が探しているのは、“Petits sables”。180店のパン屋を取材したガイド本、パン好きのバイブル、”Le Guide des Boulangeries de Paris”の著者2人が、「おいしいサブレがない!」と研究して作ったサブレ。箱もかわいいし、おみやげ用にたくさん購入。
おいしそうなケーキも。
またまた、エッフェル塔方面まで戻り、夕暮れ時のクルーズ。すでに乗り場には、列が。結局満席で、次の便に乗ることに。15分ほどで、次の便が到着。屋根のない端っこの席を確保。セーヌ川から違う角度で眺めるパリの景色もすごく好き。
行きかう船や川でたたずむ人たちと手を振り合ったりして、これもまた楽しい。しばらくして、少しずつ空が赤く染まりはじめる。橋の上では、おもいおもいに佇む人たちが。パリはどこを切り取っても映画の一場面のよう。
クルーズを満喫して、宿へ。今日宿泊しているのは、京都から来ている女の子と、四国から来ている姉妹とそのお子さんの5人。今日は宿の管理人さんがピザを作ってくれていたので、みんなでワインを飲みながらご馳走になる。みんないい人でよかった~。