これが最後のフランスと決めた旅から約7年。
いつか旦那さんとフランスを旅したいと思うようになり、やっとその時が!!
去年の秋頃、来年のGWは10連休になりそうというニュースがちらほら流れ始め、これはチャンス!いちかばちかで飛行機を予約。本当に行けるだろうか…と間際までかなり心配だったけど、なんとか2人とも休みが取れ、いざフランスへ❗️
念願かなって楽しみのはずが、7年ぶりということとでちょっと不安。さらに悪いことに、黄色いベスト運動がパリのあちこちで起こっていてかなり治安が悪い状況…。無事に帰ってこれるだろうか…。ワクワクよりも不安の方が大きくて…どうなることやら。
でもいざ飛行機に乗ると、やっぱり楽しみ♪ 段々ワクワクしてきたぞ!
さて、今回も香港経由で。1つ残念なのは、以前乗ってた10時台の飛行機がなくなっていて、香港に着くのは夕方。
トランジットで香港をまわるのも1つの楽しみだったので、少し残念…。
旦那さんは、初めての飛行機での長旅。大丈夫だろうかと心配したけど、映画をみたり眠ったりと、あっという間だったみたい。
早朝、パリに到着。久しぶりのパリは、朝から雨模様…。
最初に目に入ったトリコロールカラーのおしゃれな広告。フランスに帰ってきたーーって実感が。
空港があちこちキレイになっててびっくり。7年ですごく変わってる!
空港からいつものようにバスでパリへ。オペラ座に到着したら青空が。雨がやんでよかった!
まずはメトロに乗って、1人旅でいつも利用していた馴染みの宿へ。もうドミトリーとしての宿はやめられてたけど、昔から馴染みの人は泊めてくれるとのことで、今回も利用することに。
荷物を置いてまずは腹ごしらえ。1人旅の時によくランチしたお店に行きたくて出発前に調べたら、オーナーが変わっていて新しいコンセプトのお店にリニューアルしていました。せっかくなので行ってみることに。
フランスパンに白ワイン。昼から飲んじゃいます。
料理はいまいち、私達の口には合わず…。
やっぱり前のお店「Le Pre Verre」がよかったな。
ランチをした後、先日火災にあってしまったノートルダム寺院へ。周りの道がいくつも封鎖されていて、かなり遠回りをして、やっと近くまで。炎に包まれる寺院をニュースでみた時は、本当に衝撃でした。1日も早くかつての姿を取り戻す日が来ることを願うばかり。
途中、旦那さんがどうしてもトイレに行きたくなってしまい、初めて公衆トイレにチャレンジ。
スマホで利用方式を調べて、恐る恐るトイレに入って行く旦那さん。大丈夫かな?と不安だったけど、きれいなトイレで、無事に利用出来ました。
会社の後輩ちゃんに頼まれていたチョコを買いに、教えてもらったショコラティエへ。キャラメルも美味しそう。
サロンも併設していて、素敵なお店でした。
続いて、北マレのシュークリーム専門店「Popelini(ポプリーニ)」へ。カラフルでポップなシュークリームがずらり。
ショコラ、カフェ、マダガスカル産ヴァニラ、塩バターキャラメル、レモン、プラリネ、ピスタチオ、ミルクショコラ、ローズ・フランボワーズの定番が9種類に日替わりのフレーバーが揃ってます。
全部食べたい衝動を抑えて、レモンとキャラメルに。
店員さんもすごく可愛くて、写真撮らせてもらいました。
お店の前でパチリ。そして、パクリ。甘さ控えめで、美味しく頂きました。
北マレ地区のお洒落な雑貨屋さん。
こちらも北マレ地区にあるマルシェ「マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ」。雰囲気を感じてみたくて、中に入ってみました。
食堂もいくつかあります。
小さいマルシェながら、色々な食材が揃っていて、とても活気があるマルシェ。
マルシェを後にして、北マレから移動。今日1番のお目当てのミュージアムへ。入館までまだ時間があったので、近くを散策して、素敵な教会を発見。
今回すごく楽しみにしていたパリで初めてのデジタル・ミュージアム「L’Atelier des Lumieres」。今はゴッホと浮世絵展が開催されています。
中に入ると、大きなひとつの部屋の壁や天井、床まで一面に大迫力のゴッホの絵が。次々と有名な作品が現れて、音楽とともに変化していく様子は圧巻です。
色彩や音や動き。一枚の絵が色々な角度から楽しめます。
後半は、日本をテーマにしたプログラムに。葛飾北斎、歌川国芳、喜多川歌麿らの浮世絵が!まるで命を吹き込まれたかのような浮世絵の数々が、会場を魅了。
最後は、坂本龍一氏の音楽が流れる中、無数の提灯が頭上をゆらゆらと漂う幻想的な世界が。戦場のメリークリスマスのピアノの旋律と映像が創り出す世界感にどっぷり浸って、不意に涙が出てしまうくらい本当に素晴らしい時間でした。